P2Pソフト(Winny:Shareなど)のファイル共有ソフトを利用している方は今すぐに利用をやめることをオススメします。音楽ファイルや映画、アダルト動画など違法性のあるファイルはなんと9割以上という検証結果が出ているようだ。著作権を得ていないファイルをアップロードする行為は法律に違反することは有名。2010年1月からはダウンロードする側も違法になるが今のところ罰則はなく著作権保持者からの親告罪で訴えられる可能性があるということ。
そして2010年3月1日から悪質な利用者にを特定し警告メールを送る取り組み。ISP(プロバイダ)との連携によりWinnyネットワークへアップロードしたIPから個人を特定することは容易でありプロバイダから警告メールが届くという流れのようだ。悪質の場合には著作権団体からの損害賠償請求やISPによるアカウント停止など今後、法整備は着実に行われていく模様。
Winny:Shareなどを利用している方ならご存じだと思うが多くは接続しただけで共有ファイルをアップロードする仕組みになっている。今回、警視庁の監視システムにより一斉摘発が行われるという記事が公開されています。なので知らず知らずにアップロードしているというケースも摘発対象になると予想され、P2Pなど本来の利用方法を知らない人(音楽や映画だけを手に入れようとしている人)は今すぐ利用をやめること。
また利用者に初心者が多くウィルスの絶好のターゲットになっている。ウィルス対策ソフトを入れていても万全では無いため感染すれば個人情報を勝手にアップロードしてしまう。住所やメールアドレス、ネットショッピングのID:パスワードに銀行口座・クレジットカード番号などを管理しているPCでは絶対に利用してはならない。もちろんこれは無料アダルトサイトでも言えることだ。
特にアダルトのジャンルではほとんどと言っていいほどウィルスに侵されている。ダウンロードしたファイルを再生しようとすると不正プログラムも一緒に立ち上がる仕組みだ。初心者にはウィルス付きの動画なのか判断は到底出来ない。それだけに被害が今も拡大しているのだ。
安全にアダルト動画を楽しむにはやはり有料アダルトサイトを利用すること。無料アダルトサイトやP2Pソフトでウィルスに感染してからでは後の祭り。P2Pソフトでは先ほど言ったように違法ファイルを知らず知らずにアップロードしている場合、摘発され逮捕される可能性もあるのだ。
ちなみに有料アダルトサイトで配信されている著作権のある動画はその著作権保有者との合意、和解の元に配信されているのでダウンロード違法化の対象にはならないとされている。利用ユーザー(=消費者)は有料アダルトサイト(=事業者)との金銭契約を行い有料アダルトサイトの商品であるアダルト動画をダウンロードしているのでその動画が著作権法に触れる触れないは関係ない(利用ユーザーは違法性がないことを大前提に契約を行い、その動画が著作権を得ているのか得ていないのかを知る術がない為)もし有料アダルトサイトが問題のある動画を配信していたら有料アダルトサイトが責任追及されることになる。
ダウンロードした動画をネットで配信したり(Winnyなどでアップロードしたり)DVD-Rに焼きオークションなどに出品、友人に譲渡したりすれば立派な著作権違法になり厳重処罰の対象になるので絶対に行ってはいけません。個人で楽しむ利用のみ無修正動画(裏DVD)の所持は許されています。
※この記事内容は今後、法整備が行われる場合があるため絶対的な要素は含みません。また解釈の違いなどがありましたらメールフォームよりご指摘願います。